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診療案内

泌尿器・女性泌尿器科

※男女共に診察しております。
上記疾患以外にも悪性腫瘍(膀胱癌や前立腺癌など)や、男性の排尿障害など、泌尿器科でお困りごとがあればご連絡ください。

尿路感染症

尿路感染症とは、尿路と言われる尿の通り道で細菌などが原因で炎症が起きることで頻尿になったり、痛みが起きます。尿路感染症の中には急性膀胱炎・腎盂腎炎・前立腺炎・精巣上体炎などの疾患があります。抗生剤治療などが必要です。

腹圧性尿失禁(くしゃみ、ジャンプで漏れる等)

腹圧性尿失禁は、咳やくしゃみ、笑ったり、ジャンプしたり、重い荷物を運んだ際などに、腹圧が急激に上昇することで尿漏れが生じる状態です。この症状は、骨盤底筋の弱体化によって引き起こされます。主な原因として加齢や妊娠・出産、肥満が挙げられます。当院では薬物治療や骨盤底筋体操指導エムセラ(骨盤底筋を鍛える機械)などでの治療が可能です。

外尿道腫瘍(尿道カルンクル)

尿道カルンクルとは女性の尿道の出口のお尻側に出来る良性の腫瘍で、朱色~赤色をしています。良性の腫瘍ですが、大きくなると排尿困難が生じたり、痛みが生じたり、再発を繰り返す病気です。原因は女性ホルモンと言われています。
治療方法として当院では軟膏治療、外尿道腫瘍切除術を行っております。

原因 女性ホルモン減少(加齢)
症状 出血、痛み、排尿困難
検査 視診
治療 軟膏、手術

過活動膀胱

過活動膀胱は膀胱にうまく尿が貯められなくなる病気です。「急に我慢できないような尿意が起こる」「トイレが近い」「急にトイレに行きたくなり、我慢できず尿が漏れてしまうことがある」などの症状が生じます。
当院では生活指導、行動療法、薬物療法、飲み薬でも効果のない方は、ボツリヌス膀胱壁内注入療法の治療を行っております。

  • 過活動膀胱の概念図

  • 過活動膀胱イメージ

生活指導

水分の摂取状況や摂取内容を伺い、飲むタイミングや控えた方が良い飲み物などのお話をします。また、排尿日誌をつけていただく場合もあります。

行動療法

「膀胱訓練」「骨盤底筋体操」などで、機能の弱まった膀胱や骨盤底筋を鍛えることによって、尿トラブルの症状を軽くすることができます。

薬物療法

過活動膀胱に対する一般的な治療法です。抗コリン薬という膀胱の過剰な収縮を抑える薬や、β3受容体作動薬という膀胱の筋肉を緩める薬を使います。薬の効果は70〜80%と言われています。

神経因性膀胱

膀胱や尿道の神経障害によって、尿意が感じにくくなり、尿漏れや尿失禁、排尿困難などの症状が生じることがあります。神経因性膀胱を放置すると腎臓に負担がかかり、腎機能低下を引き起こす危険性があり、早期の治療が重要です。原因としては、骨盤内の手術や脊柱管狭窄症、ヘルニアなどです。
当院では薬物療法、エムセラ(骨盤底筋を鍛える機械)、症状によってはボツリヌス膀胱壁内治療ができます。

骨盤臓器脱

骨盤臓器脱とは、主に女性に見られ、膀胱、子宮、直腸などの臓器が骨盤底筋の弱化や損傷により正常な位置から脱出する状態で、膀胱脱(膀胱瘤)、子宮脱、直腸脱などがあります。
当院では早期であれば骨盤底筋体操エムセラ(骨盤底筋を鍛える機械)治療、臓器脱が進行すればペッサリー挿入やペッサリー自己着脱指導ができます。
臓器脱が著名でペッサリーが出来ない方には連携しています病院へのご紹介、そこでの手術も可能です。

血尿

血尿が出るということは体内のどこかで出血が起きている、ということが考えられます。まずは原因を追求し、必要であれば治療が必要となります。原因としては尿路結石、膀胱炎、腎盂腎炎、膀胱癌、腎盂癌、尿管癌、糸球体腎炎、前立腺癌などが挙げられます。検査方法としては、尿検査、超音波検査、血液検査、軟性膀胱鏡検査、レントゲン検査などです。
詳細は、下記の医療コラム(当院藤谷が監修)をご覧ください。

血尿を伴う病気を泌尿器科医が解説尿路結石・膀胱炎・膀胱がん以外にどんな疾患が起こりうる?

監修
藤谷桜子医師

監修藤谷桜子医師

GSM症候群(閉経関連尿路生殖器症候群)

GSMとは2014年に提唱された女性における女性ホルモン低下に伴う、外陰部・膣の萎縮変化及びそれに伴う身体症状です。40歳以上の10人に1人が発症しているのではないか、とも言われています。症状は下腹部の不快感、外陰部の痛みや不快感、繰り返す膀胱炎、性交痛など様々です。治療は保湿、ホルモン治療です。

主な症状 外陰部の不快感や痛み、性交痛、尿失禁、繰り返す膀胱炎など

間質性膀胱炎

間質性膀胱炎とは、膀胱に原因不明の炎症がおこり、それによって尿が近い、膀胱に強い痛みがおこるなどのつらい症状がでる病気です。間質性膀胱炎は、ハンナ型と非ハンナ型に分類され、ハンナ型間質性膀胱炎は難病に指定され膀胱の内視鏡でハンナ病変と呼ばれる特有の粘膜の異常がみられます。
当院ではハンナ型であった際は診断と難病申請を行い治療も出来ますので、安心してご来院下さい。

性感染症(梅毒、尖圭コンジローマ、クラミジア、淋菌)

性感染症とは、性行為が原因でウイルス、細菌、原虫などが性器や尿路、肛門、口腔内などに発症します。尿道から膿が出たり、発疹ができたり症状は様々です。当院では梅毒、クラミジア、淋菌などは抗菌薬で治療をし、尖圭コンジローマは塗り薬、もしくは電気メスでの焼灼術にての治療を行っております。

男性更年期・女性の更年期症候群

更年期とは、不安・不眠・ほてり・倦怠感・めまい・動悸・メンタルヘルスの不調など様々な症状が生じます。当院では、男性・女性共に更年期の検査・治療をしております。検査については採血や問診にて診断を行います。
治療は男女共に漢方薬治療に加え、男性にはホルモン注射治療・ホルモンの塗り薬。女性にはプラセンタ治療・ホルモン療法なども行っております。どれも保険での治療が可能です。

ご来院時に
お持ち頂くもの

  • 健康保険証
  • 医療費受給資格者証(「乳幼児医療」など、地方単独医療費助成事業に該当される方)
  • 診療情報提供書(他の医療機関からの「紹介状」です。お持ちの方は必ずご指示ください。)
  • お薬手帳(他の医療機関で処方されているお薬を服用中の方でお持ちの方は必ずご持参ください。)

診療時間 /
外来担当医師

09:00~13:30
土曜日のみ14:30まで
藤谷

向井
藤谷 藤谷

向井
藤谷 藤谷
15:00~18:30 藤谷

向井
藤谷 藤谷

向井
藤谷

※上記にて、内科・泌尿器科・歯科・美容医療の全てを対応しています。

※休診日:水曜日・日曜日・祝日

※最終受付時間:初診は終了15分前、自費治療の点滴は終了30分前まで
(自費注射は診療時間最終まで可能)

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