Medical information

診療案内

内科/泌尿器・女性泌尿器科

内科

当院は呉市音戸町に関連病院である向井内科を平成元年から開業しており、地域での内科疾患全般を診察してまいりました。
病院の少ない地域では、お腹が痛い、風邪気味だ、胸が痛いなど多数の症状に対応する必要があり、それらの多くの経験を活かし、こちらのさゆりクリニックでも内科全般を診察してまいります。

呉市は日本全体の10年後の未来の姿を現しているといわれるほど、特に高齢化が進んでいる地域です。このような状況では、体の部位ごとに病院を分けるよりも、体全体を把握しているかかりつけ医の存在がとても大切となるように思われます。
当院では往診なども行っており、歯科や泌尿器科もございますので、とりわけ全身に不安を持たれている方、将来病院への通院に不安を持たれている方は是非一度ご来院くださいませ。
※発熱症状がある方は受付もしくはお電話にて予めご連絡・ご相談いただきますようお願いいたします。

診療内容
  • 高血圧
  • 糖尿病
  • 脂質異常症
  • 逆流性食道炎
  • 尿蛋白陽性
  • 甲状腺疾患
  • 慢性腎臓病
  • 肝機能障害(慢性肝炎など)
  • 心不全
  • 腹痛
  • 胸痛
  • 発熱 など

このような症状の方はご相談ください

  • 発熱
  • のどの痛み
  • 腹痛
  • 胸痛
  • 下痢・便秘
  • 人間ドッグ
  • ワクチン接種希望 など

上部内視鏡検査
(胃カメラ)

上部内視鏡検査とは、腹痛や貧血、胸焼けなどの症状があった際に、口もしくは鼻から直接カメラを入れて、食道・胃・十二指腸を調べるための検査です。当院では希望にあわせて、「口」「鼻」のどちらからでも施行できます。

検査の流れ
(上部内視鏡検査)

検査予約 お電話(0823-23-1181)もしくは当院スタッフに上部内視鏡希望の旨をお伝えください。日程調整を行います。
事前検査 感染症や全身状態が不良の際は、予め検査施行日までにご来院いただく場合があります。必要に応じて採血や心電図などを施行します。
前処置 前日22時から検査終了まで絶食(お茶・牛乳・ジュースも含む)となります。内服薬に関しては事前に主治医にご相談ください。なお、水は摂取いただいて問題ありません。
検査当日
経口内視鏡 胃をきれいにする薬を内服した後、のどの麻酔を施行します(必要に応じて鎮静剤などを投与)。そこから、左側を下にして寝ていただき、カメラを挿入します。
経鼻内視鏡 胃をきれいにする薬を内服した後、点鼻にて鼻の通過をよくし、鼻の麻酔を施行します(必要に応じて、のどの麻酔や鎮静剤など投与)。左側を下にして寝ていただき、カメラを挿入します。

※検査中のゲップはなるべく我慢してください。
※検査は5~10分で終了します。

検査後 ・飲食は検査1時間後から可能です。
・鎮静剤などを使用した方は、必要に応じて当院でお休みした後で帰宅いただきます。
・鎮静剤を使用した際は、車の運転は避けてください。

【合併症】
まれに、消化管出血や穿孔が生じる事があるため、検査終了後に吐き気・腹痛・黒色便が出た際は当院へご連絡ください。
内科・泌尿器科:0823-23-1181

泌尿器・女性泌尿器科

当院は広島県で初の女性泌尿器科専門医の勤務するクリニックです。
年だから仕方ないと諦めていませんか?
男性、女性共に排尿トラブルは若い方でも、お年を召した方でも何歳でも起こりうることです。
私たちと一緒にそんなトラブルを治していきましょう。

診療内容
  • 血尿
  • 尿潜血
  • 尿路結石
  • 膀胱癌
  • 膀胱炎
  • 尿失禁
  • 頻尿
  • 難治性過活動膀胱
  • 骨盤臓器脱
  • 前立腺癌
  • 前立腺肥大症
  • 性交痛
  • ED(勃起不全) など

このような症状の方はご相談ください

  • 何度も何度もトイレにいく
  • 尿が出にくい
  • 陰部の不快感ある
  • 膀胱炎と言われて治らない
  • 尿がもれる
  • 夜間にお漏らしをしている
  • 血尿が出た
  • 膣からピンポン玉のようなものが触れる

軟性膀胱鏡検査

経尿道的(尿道から)に軟性内視鏡を入れて、尿道・膀胱・前立腺を観察します。この検査では、血尿や尿路感染症、尿失禁、排尿障害、頻尿などの原因を詳しく調べることができます。また、尿道・膀胱内の炎症や腫瘍、結石などの病変も確認できます。

※当院の膀胱鏡は予約制ですが、当日施行、痛み止めを行っての施行なども可能です。

GSM(閉経後関連尿路生殖器症候群)の治療

GSMとは2014年に提唱された女性ホルモン低下に伴う、外陰部・膣の萎縮変化及びそれに伴う身体症状です。

40歳以上の10人に1人が発症しているのではないか、とも言われています。
当院では、外陰部の痛みや不快感、繰り返す膀胱炎などの症状で来院される方も多く、他院では治らず悩まれている方などの治療も積極的に行っております。最近分かったばかりの病気の為、まだ確立した治療というものがなく、治療を行なっている病院も少ないです。

また、症状があっても女性ホルモンを補う治療ができない疾患(子宮体癌や乳癌など)の患者様もいらっしゃいますので、患者様それぞれに合った治療を当院でしていきましょう。

症状 外陰部の不快感や痛み、性交痛、尿失禁、繰り返す膀胱炎など

骨盤底筋体操の指導

出産・加齢で起こる筋力低下で生じる尿漏れなどでお困りの女性の方限定で、女性医師・看護師が経膣触診をしながら直接正しい骨盤底筋体操を指導致します。薬の量は増やしたくない、効果が少ないなどでお悩みの方!!
正しいやり方で1回30分、2~4週間毎に、平均3~4回施行する(回数は相談の上、調整可能です)ことで、症状の改善を3ヶ月〜半年で感じます。日々の生活を楽しむために一緒に鍛えましょう。

治療費 1回30分/4,000円(初回のみ診察費1000円が別途かかります)

骨盤臓器脱に対するペッサリー自己着脱指導

「膣から何か出ていて歩きにくい、排尿がしにくい」などでお困りの方。骨盤臓器脱と言われ、臓器が膣から出ている事があります。当院ではまず診察をさせていただき骨盤臓器脱と診断がつけば、ペッサリーの自己着脱指導をおこなっております。ペッサリーを入れる事で臓器を元の位置に戻して不快な症状を改善します。

また、ペッサリーの自己着脱をマスターする事で、装着していない時間ができ、膣内の粘膜の炎症やおりものなどのトラブルも軽減できるというメリットがあります。通院の回数も、定期交換に比べて少なく済みます。
※自己着脱が出来ない方には当院での通院でのペッサリー交換も可能です。ご相談ください。

過活動膀胱

過活動膀胱は膀胱にうまく尿が貯められなくなる病気です。「急に我慢できないような尿意が起こる」「トイレが近い」「急にトイレに行きたくなり、我慢できず尿が漏れてしまうことがある」などの症状があります。当院では下記の治療を行っております。

  • 過活動膀胱の概念図

  • 過活動膀胱イメージ

生活指導

水分の摂取状況や摂取内容を伺い、飲むタイミングや控えた方が良い飲み物などのお話をします。また、排尿日誌をつけていただく場合もあります。

行動療法

「膀胱訓練」「骨盤底筋体操」などで、機能の弱まった膀胱や骨盤底筋を鍛えることによって、尿トラブルの症状を軽くすることができます。

薬物療法

過活動膀胱に対する一般的な治療法です。抗コリン薬という膀胱の過剰な収縮を抑える薬や、β3受容体作動薬という膀胱の筋肉を緩める薬を使います。薬の効果は70〜80%と言われています。

ボツリヌス毒素膀胱壁内注入療法

膀胱の筋肉に20~30ヶ所注射

当院では、内服治療をしていても症状が改善しない重度の難治性の過活動膀胱の方や、薬の副作用(便秘や口が乾く、残尿が増える)が強く内服ができない方に、2020年度から保険適応になった、ボツリヌス膀胱壁内注入療法を行っております。

ボツリヌス毒素膀胱壁内注入療法とは、「A型ボツリヌス毒素(ボトックス®)」が筋肉を収縮させるアセチルコリンの放出を止めることで筋肉を緩める作用があります。この作用を使って、局所麻酔を膀胱内に入れた後、尿道から膀胱内に膀胱鏡と呼ばれるカメラを入れて20箇所ほどこの薬を入れていく治療です。日帰り手術となり、治療効果は治療開始2〜3日で表れ、4〜8ヶ月にわたって持続します。効果が薄い場合は前回投与から3ヶ月以上経過していれば投与できます。

副作用は、尿路感染、血尿、尿閉(排尿出来なくなる)が10%未満の確率で起こるとされています。副作用も徐々に軽減しますが万が一、尿閉になったときは自己導尿など管の管理が必要になります。詳細は、下記の医療コラム(当院藤谷が監修)をご覧ください。

急なおしっこ・頻尿の原因「過活動膀胱」の治し方を医師解説 「ボツリヌス毒素膀胱壁内注入療法」とは?

監修
藤谷桜子医師

監修藤谷桜子医師

血尿

血尿が出るということは体内のどこかで出血が起きている、ということが考えられます。まずは原因を追求し、必要であれば治療が必要となります。原因としては尿路結石、膀胱炎、腎盂腎炎、膀胱癌、腎盂癌、尿管癌、糸球体腎炎、前立腺癌などが挙げられます。
詳細は、下記の医療コラム(当院藤谷が監修)をご覧ください。

血尿を伴う病気を泌尿器科医が解説尿路結石・膀胱炎・膀胱がん以外にどんな疾患が起こりうる?

監修
藤谷桜子医師

監修藤谷桜子医師

尿道カルンクル

女性の尿道の出口のお尻側に出来る良性の腫瘍で、朱色~赤色をしています。良性の腫瘍ですが、大きくなると排尿困難が生じたり、再発を繰り返す病気です。
違和感を感じたら、まずはご相談ください。

原因 女性ホルモン減少(加齢)
症状 出血、痛み、排尿困難
検査 視診
治療 軟膏、手術

外尿道腫瘍切除術

尿道カルンクルに軟膏を塗っても改善せず、出血や痛みを繰り返す際には手術が必要となります。外尿道腫瘍切除術とは、局所麻酔下に腫瘍を電気メスなどで切除し、その箇所を縫合する方法です。

合併症 排尿困難、出血、創部の感染症、腫瘍の再発、縫合不全
手術時間 30~60分

ご来院時に
お持ち頂くもの

  • 健康保険証
  • 医療費受給資格者証(「乳幼児医療」など、地方単独医療費助成事業に該当される方)
  • 診療情報提供書(他の医療機関からの「紹介状」です。お持ちの方は必ずご指示ください。)
  • お薬手帳(他の医療機関で処方されているお薬を服用中の方でお持ちの方は必ずご持参ください。)

診療時間 /
外来担当医師

09:00~13:30
土曜日のみ14:30まで
藤谷

向井
藤谷 藤谷

向井
藤谷 藤谷
15:00~18:30 藤谷

向井
藤谷 藤谷

向井
藤谷

※上記にて、内科・泌尿器科・歯科・美容医療の全てを対応しています。

※休診日:水曜日・日曜日・祝日

※最終受付時間:初診は終了15分前、自費治療の点滴は終了30分前まで
(自費注射は診療時間最終まで可能)

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